ゾンビタロット占い師 TAZN

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「生きづらさ」を解決する7つの力 ★ 本格チャクラリーディング

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一ヶ月程前、自分自身のために行ったチャクラリーディングの記事を書きました。

zombietarot.hatenablog.com

今回は『「生きづらさ」を解決する7つの力 ★ 本格チャクラリーディング』としてモニターさんに体験をしていただきました。
膨大なカードを文章化するのはなかなか難しく、今回の記事を書く前に別のモニターさん10人程を対面で占わせていただき改良を重ねたものです。

今回の結果はモニターさんの公開許可をいただいております。
長文ですので、お時間のあるときゆっくりご覧ください。

チャクラリーディング カード画像

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第1チャクラ「私のホームで生きる力」

あなたの所属する「ホーム」とのつながりを表す場所です。
家族や地域、学校など、所属するコミュニティや環境にどうやって支えられているかを示します。
あなたの居場所を信頼し、安心してそこにいられるためのエネルギーです。

バランスが崩れると、居場所に関わるストレスや不安、集団から見捨てられることへの恐れなどにつながります。

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攻めの姿勢による居場所作りの力

自分自身の存在を強く周囲にアピールしていくことにより、居場所への安心感が作られます。
積極的な態度で自分のコミュニティを作っていけるでしょう。
「弱みを見せるものか!」という気持ちから来る積極性と、自らの居場所を自分の力で勝ち取っていく姿勢があります。
「安全な場所に退却する」なんて考えはなく、「私の安全は私が攻め込んだ先にある」とガンガン自分の所属するべき場所を目指していくエネルギーです。

濃密な感情を燃料にしなくてもいい

この積極的なエネルギーを作るためのガソリンとも言えるのが、あなたの感情のパワーです。
感情が高まってどんどん濃密になり、それがあるキャパシティまで溜まって満タンになる。
そこまで行くと突然アクセルを踏んでガンガン自分の居場所を勝ち取るためのエンジンがかかるのです。
人や物やコミュニティ全体に対する、念や未練の高まりによって、「私の居場所と安全を勝ち取る」という活動がはじまるのです。

あなたはこうした感情的な高まりがないときは、自分の居場所を勝ち取ろうという活動が休止してしまい、安心感を得られないかもしれません。
「これだけ私の心が高まってるんだからアクセル踏んでもいいよね?」という積極的に進むための条件付けをしている。
でも本来はそんな言い訳などせずとも、いつどんな心の状態であれ、自分自身を前に押し出していってもいいのです。
それができれば自分の居場所に関わるエネルギーや安心感をいつでも手に入れられるようになるでしょう。

第2チャクラ「ホームの外で生きる力」

「ホームの外側」との関係を作る力です。
世の中に個人として出て行くとき、そこに現れてくる個性や才能、人間関係、仕事、欲望(お金、性、物欲など)との健全な関わりを作ります。
外からの影響で変化する自分を受け入れ、人生を楽しむ力でもあります。

バランスが崩れると、人間関係の喜びを感じられなくなり、孤独感や自暴自棄、依存症や他者による支配など欲望のコントロールを失う恐れにつながります。

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与えられた状況から新しい視点を得る力

本来のあなたは、自分の欲望や人間関係において、自分からなにかを欲して手を伸ばさなくとも「今私に与えられるもの」によって新たな視点を発見し、それに満足できる力があります。
「これが欲しいと思っているんだけど、そうでないものがここにはある。でもよくよく見ればここにあるものが私の新しい視点を切り開いてくれ、私自身を真実の状態に近づけてくれる。だから最初に私が欲しいと思っていたものが手に入らないのは、私にとって本当はよいことだったんだ」という在り方です。
この在り方によってあなたは自分の外側の世界との関わりを作っていくことができます。

自分から手に入れなければという誤解

しかし現状では、自分自身の最初の欲求が叶わなければ意味がないと感じており、「とにかく主体性を持って自分の欲しいものを手に入れなければ」という姿勢によって逆に外部とのエネルギー交流を閉ざしている可能性があります。

この葛藤があるため、なんとか欲しいものを手に入れなければと強引な働きかけをしたり、逆に手放さなければならないと意気消沈してそこにあってもいいものを放棄したり、という極端な状態を行き来してしまうかもしれません。

また第一チャクラの「攻め込んで私の安心と居場所を勝ち取る」という力と、第二チャクラの「外の世界からあるがままを受け入れ私の視点を変える」という力が混同されてもいるのかもしれません。
自分がいる場所においては積極的な自己アピールのエネルギーを発揮した方が安心感はありますが、その外側との関わりにおいては「私は私に与えられるものを甘んじて受け入れ、それによって私を今までとは真逆の私に作り替える」というエネルギーの使い分けが必要なのです。

欲望との関わりや人間関係が極端にならないためには、自分のホームの外側にあるものに、自分の居場所を確保するための攻めの姿勢を使わない。
それによって極端な情熱の波に振り回されることなく、周囲から新しい発見をして自分の変化をうながしていけるでしょう。

第3チャクラ「私自身として生きる力」

自尊心、自分自身を信じる力です。
「なにがあっても私は存在していて良い」という自分への信頼に関わります。
自己を理解し、自分との関係が成熟し、勇気を持った行動ができます。
あなたの欲求と社会への貢献、人生の目的を調和させる力でもあります。

バランスが崩れると、自尊心が失われ、人の批判や拒絶に過敏になり、容姿への不安、責任を果たせないのではという恐れ、無力感の裏返しの出世欲、あるいは過大な自己評価などにつながります。

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無意識レベルから自分を信じられる

あなたは自分自身の存在に揺るぎない確信を持ち、自分を尊重できるようです。
しかしそれは「自分のことをはっきり理解している」から起きている訳ではありません。
むしろ「私は私の正体がわからないし、もしかしたら周りの人々や存在と私をはっきり切り分ける輪郭も存在しないのかもしれない」という、自己の曖昧さによって自尊心が作られているのかもしれません。
「輪郭がない」とは「限界がない」ことでもあります。
私という存在が私の肉体という枠組みを超えて、どこまでも広がっている。
だからこの世界が存在しているなら、私自身が存在していたっていい、と思える。
そうした自尊心の在り方によって自信を持って生きていけるのです。
無理に「私とはこういうもの」という枠組みを作らず、このままの形の自分を信じていかれるとよいでしょう。

第4チャクラ「愛と慈しみの力」

あなたの愛を自由自在に表現できる力です。
慈しみと許しを育てる、感情的な成長をうながします。
心の痛みや思い込みを手放し、過去の出来事にねじ曲げられない愛と安らぎを与える力です。
感情のパワーを抵抗なく受け入れ、心のままに進めるでしょう。

バランスが崩れると、人や自分を許せず、過去や未来への悲観、裏切りへの恐怖、嫉妬、反感、怒り、憎しみの感情などにつながります。

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カリスマ性と愛の伝染力

あなたには本来、強いカリスマ性を持って人を惹き付け、愛情を与えるエネルギーがあります。
人を慈しむ力を持つあなたの存在を、自在に周囲の人にアピールできるでしょう。
そしてそれを知った人たちがあなたの愛を求めて集まってくることになります。
そうした人々にあなたは「私流の人の愛し方」を与え、その力をさらに多くの人々に分け与えることもできるでしょう。
そしてそんな人たちが増えていくにつれ、あなたの愛の力はより強力になっていきます。

しかし現状では、こうした力を発揮するためにいくつか取り除くべきハードルが用意されているようです。
そのためにあなたは自分の愛の力を無理矢理押さえつけてしまったり、もしくは愛を利益につなげなければと強引に振る舞い、愛を憎しみに取り替えてしまうかもしれません。

悲しい人を楽しくさせるだけが愛ではない

現在、あなたの愛情は誰にでも与えられる訳ではないようです。
悲しみの中に沈んでいて、だから私が愛を与えなければならない、という相手を選んでいる様子があります。
元々幸せな人には私が愛情を与える必要はないだろう、とあまり気持ちを注げないのかもしれません。

またそうした悲しみを持つ人たちと、一緒に楽しめるだろうか、快楽を共に持てるだろうか、という点も意識されています。
ただ悲しんでいる人だったら誰でもOKな訳ではなく、あなたが愛情を与えることにより楽しみや喜びを持ってもらえる相手でなければなりません。
だから私の愛が与えられているのにそれでも悲しみを持ち続け囚われる人には、愛情を向けられないのではないでしょうか。

「悲しい人を楽しくさせるのが私の愛の宿命」というのは勘違いかもしれません。
それは人に楽しみを分け与えてあげられる素晴らしい行動ですが、愛の力とは切り離す必要がありそうです。
つまり本来のあなたは、悲しい人だろうが悲しくない人にだろうが愛を注ぐことができる。
相手が楽しもうが楽しんでくれなかろうが、その人を慈しみの目で見ることができるのです。
もちろん悲しい人に喜びを与えてあげるのは豊かな行為ですし、それを止める必要もありません。
でもそれがあろうがなかろうが、あなたが人を愛する力に影響を与えるものではないのです。

損得勘定が愛を反感に変える

また損得の感覚もあなたの愛情に関わってきます。
「私を利用しようとしているのでは」と感じられると、そうした相手には愛を持てないようです。
またあなたの方でも相手を経済的に活用できるのではと考えはじめると、そこで愛が怒りや悲観に反転してしまうかもしれません。
お金やビジネスが関わると純粋な愛情を持ち続けられないことがあるようです。

同時に経済的な公平さがキープされている必要もあります。
例えば物をあげたら同価値のものが返ってくる、相手との活動によって公正なビジネスができるなど、物質的・経済的な調和が必要になっている。
そのバランスが崩れると、これも愛情が反感に変わってしまいます。

本来のあなたの愛の力を発揮するのであれば、こうした経済的な事情もあなたの愛と切り離す必要があります。
それはビジネスやお金、生活上の問題であり、あなたの愛情の発揮をそれらの問題に左右させない。
お金や仕事の事情や取引があなたの愛に土足で踏み込んでこないよう、「私、それは別のところでやるから、愛の世界には入って来ないでね」と切り分ける。
別に愛する相手とビジネスやお金のやりとりをするな、ということではなく、そうしていたとしても愛は愛、経済は経済と分けてあげる。
そうすることであなたの愛情が様々な事情に左右されることなく、存分に発揮され、あなたは強い磁力によって人々に愛を与えることができるようになるでしょう。

第5チャクラ「意志の力」

あなたの真の意志を洗い出します。
自分への縛りを脱ぎ捨てた、本当のあなたとの正直な関係です。
恐れや執着による「将来に向けてこうしなければ」「私はこういう人間のはず」を打ち消す力です。
頭と心と行動が一致し、明快で誠実なコミュニケーションを生み出します。

バランスが崩れると、心の声を恐れ、思い込みで自分を縛り、噓に頼り、思考と感情の間での葛藤などにつながります。

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天の声を聞く巫女的な意志の力

本来のあなたは神秘的なエネルギーとつながるための意志を持っています。
地上的、日常的な物事からは一つ高いところにいて、それらの影響を受けることなく自分の精神を神託のようなものとつなげ、その声を地上に下ろす通路としての役割を果たすことができるのです。
地上と天上の声をつなげる通訳の役割を果たすことがあなたの本来の意志の力と言えるでしょう。

しかし本来の意志を自分の思考・感情・行動と一致させるために、「これをクリアしなければならない」と感じている課題がたくさんあるようです。
こうしたものは本当はあなたの意志と関係のないものですが、「そうしなければ私が意志を持っているとは言えない」と考えていることです。

このセクションは少し長くなりますが、じっくり見て行きましょう。
大きく分けて「本来のあなたにとって必要のない課題」の数は11あります。

好奇心の有無や論理的説明を天の声に求めてしまう

まずあなたは知的好奇心がなければ自分の意志は発揮できない、と感じているかもしれません。
あなたの興味とあなたの意志が連動してしまうため、「興味がないことには私の意志の力、天の声を地上に下ろすという力を使う必要がない」と感じているかもしれません。
あるいは「その天の声って理屈で説明できるの?」という論理的すぎる思考が、本来のあなたの意志を発揮するブレーキになっている可能性もあります。

天とのつながりと地上的なつながりの混同

またあなたの意志は、誰かやなにかを自分とつなぎとめるために使われなければならない、という方向付けもあります。
自分の意志の力は、人と具体的な縁を作るために使われるべきである。
あるいはそうした縁があるところにしか、私の意志は関わりを持たない。
本当は別につながりがあろうがなかろうが、そこに天の声を下ろしてくることは可能です。
もしかすると天の声とのつながりを作るかわりに、目に見える具体的なつながりを作ろう、というすり替えが起きているかもしれません。

評価への期待感が意志のブレを生む

自分が正しい評価を与えられていない、だからそれを覆すために意志を強める、という傾向もあります。
きちんとした評価を受け取るために自分の意志やコミュニケーションの力が使われているのでしょう。
しかし周囲から評価されなければならない、という観念によって天の声を聞き取りずらくなることもありえます。
「私は地上の人々にどういう評価を受けていようがいまいが、私が天の声を地上に下ろす力には関わりを持たない」と自覚する必要がありそうです。
また周囲からあなたが得る評価と同時に、あなたが周囲をどう評価するかも、あなたの意志は関わりません。
もちろん結果的にそういうこともありえますが、誰かに「あなたの活動は素晴らしいものです!」というメッセージを与えるために、あなたが天の声を聞くとは限らないのです。

共感的な盛り上がりを求めすぎる

さらに、共感によって人々の間で感情が盛り上がっていかなければならない、という思いもあなたの意志力を左右してしまうようです。
みんなが平熱状態でいるところを、いや楽しく盛り上がろうよ、もっと豊かな感情を持とうよ!ともり立てるために意志やコミュニケーションの力が向けられています。
「私が天の声を地上に下ろすのは、みんなが感情的に豊かになるため」ではない、ということです。
そう考えていると、本当の天の声を伝える必要があるときに「でもそれを言ったらみんな楽しくなくなるかも・・・」という躊躇が生まれ、自分の意志や天の声をゆがめて捉えてしまう。
みんなを楽しくさせることも大切ですが、これもあなたの意志の力、天の声を聞くことによって成されるのではありません。
結果としてみんなの感情が豊かになったとしても、それは副産物であり、主目的ではないのです。

プライドや権利を守るために意志を曲げる可能性

自分のプライドや権利が損なわれないかどうかにも意志の力が引っ張られています。
きちんと自分を尊重してもらうために自分の意志を使おうという方向です。
しかしそれが恐れにもつながり、自分が尊重されているかどうかによって意志の声が左右されてしまう場合もあります。
あなたが天の声を聞く力によって、人から崇め奉られることを目指すと、正しい声を聞くことができなくなります。
第一チャクラの「攻めの姿勢」がここにも影響を与えているかもしれません。
あなたの安全な居場所を確保するためには攻めの姿勢が有効ですが、本来の自分の意志の声を聞くためには必要ないのです。
ただ静かにあなたが在るだけでその声はやってきます。

思いつきと天の声を見分ける必要性

瞬間的なひらめきやアイデアによっても意志の声が左右されているようです。
「これすごいいいかも!」というひらめきの力がありますが、そのひらめきに夢中になるあまり本来の自分の意志が無視されてしまうかもしれません。
思いつきのひらめきと、直観的に受け取る天からのメッセージの差を見分けるのは難しく、これを混同してしまいやすいのでしょう。
「そのアイデアが自分を熱くさせるものなのか、それとも静かに平静にするものなのか」
それによってただの思いつきと、本質的な意志の力が呼び込む天の声を見分けることができるでしょう。
あなたを熱くさせるアイデアを育てることも大切ですが、あなた自身を一本化させる本来の意志とは関わりがありません。

経済的な発展があるかどうかによる影響

またビジネスや経済的な面において、急激な成長があるかないかにも意志の力が左右されます。
「経済的成長を生み出すことこそ私の意志によって為すべき目的!」という邁進的な活動により、本来の意志を後ろに置いて来てしまう可能性があります。
経済的発展をしようがしまいが、あなたの本来の意志の力とは関わりがありません。
ここでも第一チャクラの「安全のために攻める」力が越境して使われているように思えます。
あなたが天から受け取る直観的なメッセージは、経済的発展を助けるためだけにあるのではないようです。

将来の夢と天の声の混同

「こうなったらよいな」という将来の夢を見極めたり、それを実現させるためにもこのエネルギーは使われています。
しかしこれも、本質的なあなたの意志とは別のものです。
将来に夢を抱いてそれを実現させることは素晴らしい、でもそれと本来の意志とが混同されると本当の声を聞き逃してしまいます。
「私の夢とそれにまつわるビジョン」と「私が天から受け取った声」も似ているため注意深く見分ける必要があります。
これも「私が感情的に満足するものか」「私の感情とは別に関係のないものか」によって分類することができそうです。

自立した人間であろうとする姿勢による影響

自分のことを人任せにしない高い自立心もお持ちです。
「私の意志は私自身の力で叶えるもの、主張すべきもの」という意欲です。
自立する力を持つことはよいことですが、それとは関係なくあなたは自分本来の意志を持てるのです。
私は自立できると証明するためにあなたの意志が使われる必要はありません。
これも本来の自分の意志やそれを通じてやってくる天の声を見誤る要因になります。

経済的安定の維持を求める影響

経済的な安定や生活の秩序を維持しようという意志もあります。
これを実現させることは大切ではありますが、それもあなたの本来の意志とは関係のないものです。
経済的な安定を実現するために、あなたが聞き取る天の声がある訳ではありません。
ここも切り分ける必要がありそうです。

祝祭がなければ天の声は受け取れないという誤解

また日々を楽しく賑やか暮らす、人々と喜びや情熱を分かち合ってイキイキとお祭りのように過ごすことも、あなたが自分の意志を発揮するための、不必要な前提条件になっているようです。
あるいは巫女が神託を得る前に踊り狂ったり祭りを執り行ったりする必要がある、だから私は天の声をしっかり聞き取るために賑やかに過ごす必要がある、という思い込みです。
実は特にお祭り騒ぎをしなくてもあなたには神託のような天の声をキャッチすることができるのです。

条件を減らすことで思考・感情・行動が一致する

まとめると、
・あなたが知的好奇心や人との具体的なつながりを持ち
・人々と相互に評価しあい共感によって感情を盛り上げ
・人から尊重され
・ひらめきやアイデアを持ち
・経済的発展に邁進し
・将来の夢と自立心を持ち
・経済的安定と賑やかな祝祭の場を用意できる
という場合には、あなたは自分の意志をはっきりと持つことができます。
しかしこれらの条件が揃っていないとき、あなたはキャッチした天の声と、自分の感情、思考、行動、これらのどこかに言い訳をしたりごまかしたりしてズレを生じさせているでしょう。
あなたのエネルギーを本来使う必要のない部分に大きく取られているのです。

こうした条件に示されている行動や考え方を、あなたの人生から排除しろということではありません。
これらはあなたが人生を豊かに生きて来た証でもあるのです。
しかしこの条件たちは、あなたの本質的な意志のために必要なことではなく、それとは関係のないところでやるべきものごとです。
こうした条件をクリアするために、あなたの意志の力を使う必要はないのです。

それができれば、あなたは感情と思考と言動をストーンと一致させる天の声を、いつでも自由にキャッチしてそれに従って行動できるようになるのです。
そしてこれはあなたの周囲の人々にも、あなたが明快な意志と信念を持って発言し行動する人だと伝えることになるのではないかと思います。

またこの条件を減らすために、第三チャクラの「自分と周囲の境界線が曖昧になる」力が助けになってくれそうです。
「私の正体は私でもわからない、それでも、いやだからこそ私は自分がここに存在していていいんだと確信できる」
この「自己がはっきりとしないからこその自尊心」をこのチャクラにも持ち込むことで、より天の声をキャッチする力が豊かになっていくでしょう。

第6チャクラ「全てを見通す力」

自分自身を切り離して物事を見通す、客観的な理性です。
周囲の刷り込みや社会の価値観により作られた思考から視点を解放します。
個人的な恐怖や苦労の記憶に囚われず、真理を導きだし、穏やかな精神と強い心を持ちます。

バランスが崩れると、対立に巻き込まれる、損得などの変動で感情のバランスを失う、過去の成功と失敗の体験に縛られる、条件反射で誤った判断を下す、世の中の偏見に意識を支配される、頑固さなどにつながります。

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大きなスケールで物事を見抜き達成に導く視点

本来のあなたの真理を見抜く目は、全てのものごとをきちんと考えに入れた、とても大きなスケールで働くものです。
全世界規模、地球規模の大きな視点で物事を考えることができます。
この大きな視点を持つことにより、あなたはあらゆる価値観や立場に配慮した上で、「ではこうすればいいのではないか」と重厚な判断を下すことができます。
その意見は大勢にとって納得ができるもので、何かを成し遂げ完成させるための重大な意見になるでしょう。

現在、あなたはこうした全体規模の視点を持つことに消極的になっているようです。
「そこまで大きな範囲に責任は持てない」という様子もあります。
しかしあなたが真実を見極める目を持つことと、それに責任を持たなければならないかどうかは無関係なのです。

真実よりも家庭やコミュニティ、仕事を重視する

あなたは自分の所属する社会的なコミュニティや家族などが、しっかりと結束できるかどうかによって真実をジャッジしているようです。
例えば家族の安全を脅かすものは私にとって悪、その結束を助けるものは善、という価値判断です。
このコミュニティを守るために自分の理性を使いたい、というお気持ちがあるでしょう。

またそうしたコミュニティの発展、あるいはビジネスの発展にどう関わるか、という観点もあります。
この生産性や豊かさが減少してしまうものは価値がない、という判断です。

感情的な影響力の強さが真実を隠す

誰かが感情を使って他者の感情を盛り上げるかどうか、ということも、あなたにとっての真偽の判断に関わっています。
人の心を盛り上げる力を持つものは真、そうでないものは偽、と考えやすいのではないでしょうか。
またこの感情を盛り上げるパワーがコミュニティやビジネスに持ち込まれ、発展するかどうかも関わりがあるようです。

過去の努力や経験が視点にバイアスをかけてもいる

しかしこうしたことは、あなたの視点を狭くしている可能性があります。
家族が結束しようがしまいが、ビジネスが発展しようがしまいが、真実は真実だ、と受け取れることには抵抗がある。
そのため家族やビジネスにダメージを与える事実から目を背け、それによって正しい判断ができず無意識に対立に巻き込まれる可能性があります。

おそらく家族やビジネスを必死に守ろうとしてきたこれまでの過去の経験が、視点に影響を与えているのだと思います。
視点にバイアスがかかるのは、過去に頑張ってきた豊かな経験の証でもあるのです。
しかしそうした過去の経験に反することであろうとも、感情が盛り下がることであろうとも、事実は事実。
そう受け止めることにより、その事実を「家族を守る」「ビジネスを発展させる」「心を盛り上げる」などの目的を達成するために使うこともできるようになります。
またそれだけではなく、この視点は本当に大きなスケールのなにかを達成するエネルギーにもなってくれるのです。

第7チャクラ「天とつながる力」

目に見えない、自分よりも大きな存在への信頼です。
人生の霊的な目的を告げる、天の意志や神秘的な直観に自分を委ねます。
日常的な恐れや自分自身から解放され、至福感が与えられます。
自己犠牲ではない献身と、客観性と思いやりを持って困難に取り組む力です。

バランスが崩れると、人生の目的や意味を見失い、自分が誰なのかわからなくなる、間違った対象への献身による裏切りの感覚、自分の中に閉じ込められている感覚などにつながります。

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天から与えられる意志と粘り強さ

本来のあなたが天とつながる力はとても冷静で、粘り強く忍耐力に溢れたエネルギーです。
状況に流されるのではなく、その状況を見極めることで「ではどうすればいいか」と一歩踏み出せる力です。
天とつながることにより意志を固め、何事にも動じず、バラバラの物事に収拾をつけられるようになるのです。

しかし現在はこうした天からの力を受け止めることができず、目の前の状況に考え方や行動を左右されています。
自分の個人的な身体や知性、経験や能力によって活動を限定されてしまい、それを超えた力を持つことを妨げる要素がいくつかあります。

熱狂的になることで不安や迷いを消そうとする

なにかに向けて自分の情熱を注ぎ込む活動ができなければ、私は人生の目的を果たしていないのではないか、という感覚があるのかもしれません。
自分自身のモチベーションを加熱させないものは、私とは関係ないもの、という捉え方にもなりそうです。
個人的な情熱に縛られ、より大きな意志の力を受け入れられないのです。

そうした情熱によって自分の不安感や疑念を燃やして消そうという方向性があるようです。
熱意を持って取り組むべきなにかがなければ、不安感が生まれてきてしまう。
だから自分を燃え上がらせるようななにかが必要とされている。

この不安感は「なにかを選択しなければならない」状態にいるから生まれるものでもあるでしょう。
我を忘れるほど情熱を注げるなにかがあれば、それにエネルギーをつぎ込めばよいので選択をする必要はなく、その選択から生まれる不安を感じることもない。

人生活動に説得力を持たせようとして自分を狭める

これは自分がやっていることを言葉で説明しなければならないのではないか、自分の活動や人生について、誰かを説得しなければならないのではないか、という議論から逃れるための情熱でもあるでしょう。
本当はそんなことを人に説明する必要はないのです。
しかしもし「お前の選択にはどういう意味や意図があるのだ、説明しろ」という声が聞こえた場合、それによって自己説明しなければならない状態を避けるために「私はこんなに情熱を持っているんだから、選ぶまでもないだろう、それが答えだ!」と言えるよう、自らの情熱を燃やせる対象を求めるのかもしれません。

しかし同時にしっかりと論理でそれを説明するべきである、議論する前に相手を論破できる高い知性を持つ必要がある、という考えもお持ちです。
合理的な説明をするための知性が優先されてもいるでしょう。
そしてこうした自分のやっていることを説明できる知性を持つのが「天とつながる力」である、という錯覚もあるようです。

人生を言葉で説明しなくても、情熱がなくてもいい

大きな知性を持った人との議論を避けなければいけない、そうした人物から自分の情熱を使って遠ざからなければならない。
それには自分のやっていることに迷ってはダメ、迷いがなくなるほど我を忘れ熱中できる対象が必要。
もし迷ってしまったら「ほらみろやっぱり迷っているじゃないか、最初に正しい計画や論理を持たなかったからだ」と、自分の意図を相手の土俵で説明して戦わなければならなくなる。

こうした葛藤は全て個人的なもので、あなたが天とつながる力とはなんの関わりもありません。
自分のやっていることを誰かに説明できなくとも、情熱を振り絞る対象がなくても、天から強い意志の力を手に入れられるのです。
例え「説明してみろ」と言われて、それができてもできなくても、あなたはあなた個人の枠組みを超えて、粘り強く長期的な物事に取り組む力を受け取れるのです。
あなたが自らの活動をきちんと言葉で説明できたら与えられる、知性の達成の先にある力ではありません。
「うーん、今はわかりません!」と答えを保留しても、「情熱を注ぐ先がわかりません!」と迷っても、それは得られるのです。

あなたは我を忘れるほどなにかに熱中してもいいし、しなくてもいい。
人生の活動の理由を説明したくないと思っても、迷いたくないという気持ちを持っても構いません。
しかしそれは、あなたを天とつなげる力とはなんの関わりもないのです。
それを切り離せたとき、あなたは一人の人間が持てるとは思えないような強大な意志の力を手にし、なにごとにも動じない粘り強さと対処能力を得ることができるでしょう。

参考文献

マンガラ・ビルソン著「直感のタロット―意識のためのツール」
ジョゼフ・ルペイジ&リリアン・ルペイジ著「ムドラ全書」
キャロライン・メイス著「7つのチャクラ」
ルドルフ・シュタイナー著「いかにして高次の世界を認識するか」
松村潔著「精神世界の教科書」
メアリー・K・グリーア著「タロットワークブック あなたの運命を変える12の方法」
W.E. バトラー著「魔法入門―カバラの密儀」
またtwitterでチャクラリーディングをされていた大勢のタロッティストの皆様のつぶやきも参考にさせていただきました。