ゾンビタロット占い師 TAZN

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チャクラリーディング

チャクラとは人体の中に流れる生命エネルギーの中心点です。
会陰から頭頂にかけて体の中心軸に7つのチャクラがあり、それぞれが蓮の花のシンボルで表されます。
チャクラはそれぞれ体の部位や器官と対応しており、チャクラのバランスが整うとそれらの部位にもエネルギーが行き渡ります。
またチャクラは固有の特性を持っており、例えば第一チャクラが開花し自由にエネルギーが行き来すれば「安心感、安定感」を与えてくれるのです。

ここではゾンビタロットを使って七つのチャクラの状態を探る地図を作って行きます。
その人のチャクラの機能の仕方や、開花に向けて現在どのようなプロセスが進行中なのかを探ることができるでしょう。

このリーディングはマンガラ・ビルソン著「直感のタロット―意識のためのツール」に掲載されている手法をTAZN流にアレンジしたものです。チャクラについてはジョゼフ・ルペイジ&リリアン・ルペイジ著「ムドラ全書」を参考にさせていただきました。

目次

チャクラリーディングの方法

7つのチャクラについて、大アルカナが出るまでカードを引いて行きます。
最初のカードで大アルカナが出れば、そのチャクラはバランスが取れ開花しており、エネルギーはスムーズに流れている。
カードが多ければ、そのチャクラの開花までにたくさんのプロセスが進行していることを意味します。

TAZNのチャクラリーディング カード画像

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第一チャクラ ムーラダーラ「安心感」

意味:「支えの基盤」
宿る位置:会陰(肛門と性器の間)
関連する体の部位:上体の基盤、足、排泄器系、副腎。

核となる特性:安心感。拠り所。身体感覚。自然界とのつながり。信頼。安定。
バランスが崩れたとき:ストレス。恐怖感。不安感。

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大アルカナは「正義」

バランス感覚や客観的な判断能力によって、あなたの安定感、安心感が作られています。公正な価値観を自分の身体の拠り所とします。主観的ではなく客観的であることがあなたを安心させてくれるでしょう。

小アルカナは「ワンドの3」逆位置、「ソードの7」

「他者よりも多くの知識を知っていたい」「知性や情報量で出し抜きたい」という行動がストレスや不安感を呼び起こしてしまいます。「他者の知識にも、自分の知識と同じだけの価値がある」と認める必要があり、それができればさらに高いレベルでの客観性と安定が手に入ります。

また自分の知識や客観性、バランス感覚を主張したい意欲にも抑圧があります。主張したいけれども主張できないのは、自分の知性が欺瞞的なものだという背徳感があるからかもしれません。本来のチャクラのエネルギーであるバランス感覚が、自分の知性の在り方を「正しくない」と見なしており、それによって「知性を主張したいけれど主張できない」という葛藤があります。あなたがありのままの自分の知性を正しく評価できるようになれば、あなたは無理に自分を主張する必要がなくなり、安心感や支えにつながっていくのです。

他のチャクラとの関係

第一チャクラが第二の働きを肩代わりしようして、余計なプロセスが引き起こされているかもしれません。安心感を得たいあまり、自分の無意識を客観的に識別し、第二チャクラから力を奪っている可能性があります。
またこのチャクラは、第四と第六・七チャクラのバランスを取る働きもしています。なにかを始めようという力と、なにかを止めたり壊そうという力のバランスを取ることで、第一チャクラの力も活性化します。第一のバランスが取れると第六も安定しやすいでしょう。

第二チャクラ スワディシュターナ「自らを育む力」

意味:「自己の住み処」
宿る位置:へそから指4本下
関連する体の部位:骨盤全体、生殖器系、卵巣、睾丸

核となる特性:内なる滋養と癒しの源。流動性、受容性、女性らしさ。人生を楽しむ力。
バランスが崩れたとき:孤独感、自暴自棄、人間関係の喜びや慰めを失う。

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大アルカナは「月」逆位置

(本来のあなたの第二チャクラ)あなたは自らを鏡として、周囲にあるエネルギーを写し取ることができます。周囲が変わればあなたも変わる。自分の意識の中だけであなたが育まれるのではありませんあなたが周りからの影響を受けて無意識的に反応する。そのことがあなたを育て、内鳴る滋養と癒しを受け取り、変化、成長させていくのです。

(逆位置によって生まれているプロセス)あなたは自分の無意識の力を信じていません。何もかもを意識の上で扱い、処理しようとするため、あなたを育み癒してくれるものや、人生を楽しませてくれる流動的なものを受け入れられない。無意識の力を観察したりコントロールすることはできません。自分の制御下から手放すことにより、無意識の力を活性化できるでしょう。

小アルカナは「カップの2」逆位置

あなたは自分の感情が相手に伝わったり、また相手の感情が自分の中に流れ込んでくることに抵抗感を感じています。これが第二チャクラの「受け取ることで自分が変わっていく」特性を抑制しているのかもしれません。他者との感情交流ができるようになれば、あなたの無意識の力は解放され、周りから良い影響を受けて自らを癒し育んでいくことができます。

他のチャクラとの関係

第一チャクラの客観性が第二チャクラを監視しているため、働きが弱まっている可能性があります。第一チャクラの客観性は安定性のために使い、自分が変化するために使うべきではないようです。
第五チャクラとはエネルギーの共通点があります。第五は開かれているチャクラなので、その力を無意識の世界を活性化するために使うことで第一チャクラの監視も弱まり、第二を開くための手助けになってくれそうです。

第三チャクラ マニプーラ「潜在能力の顕在化」

意味:「宝石の都市」
宿る位置:みぞおち
関連する体の部位:みぞおち全体、消化器系、膵臓

核となる特性:人生の目的を明確にして明示する。自己欲求と社会貢献の統合。自尊心。決断力。
バランスが崩れたとき:個人の力や自尊心が失われる。無力感の裏返しの出世欲。自分への過大評価。

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大アルカナは「愚者」

あなたは人生の目的を、他の何からも影響されずに持つことができます。自分の欲求をストレートに表明することが、社会貢献につながるのだと理解しているのです。何ものにも属さない、純粋で自由な個人の力があなたに自尊心や決断力を与えています。「私はこういう存在だ」と決めつけないことによって、あなたは自分のパワーを世の中に向けて発揮しているのです。

(小アルカナはないのでこのチャクラは開かれています)

他のチャクラとの関係

第三〜第五にかけてはスムーズな成長段階が見られます。開かれている第三・第五の力によって第四の開花も導くことができそうです。
また第六に活動を停止することの勇気を与え、第七の破壊と自己の統合に関わる恐怖を取り除く力も持っています。

第四チャクラ アナーハタ「無条件の愛」

意味:「衝突されない」「二物が触れ合うことなくして発せられる神秘的な音」
宿る位置:胸の中心
関連する体の部位:上体全体、心臓血管系、免疫系、胸腺

核となる特性:感謝の念。思いやり。心の交わり。心のオープンさ。無条件の愛。熱意。楽観。
バランスが崩れたとき:人生の重みに押しつぶされる。悲観。

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大アルカナは「魔術師」逆位置

(本来のあなたの第四チャクラ)あなたは世の中の様々なものに知的好奇心を持つことで心を開いていきます。これは一体どのような特性や仕組みを持っているのだろうか。どんな種類のエネルギーを持ち、どうすればそれを活かすことができるのか。これらのエネルギーを使いこなす技を身につけるには。身の回りのものたちが持つパワーを知るごとに、あなたはそれを会得し、力を使うことへの感謝の念と思いやりを持つことができるのです。そしてそうした力を使って何かを始める熱意が湧いてくるでしょう。

(逆位置によって生まれているプロセス)あなたは自分が「知る」力に悲観しているのかもしれません。あなたのためにエネルギーを貸してくれるものはないだろう。その秘密のパワーを私に開示してはくれないだろう。そうやって周りのものごとについて「知る」行為をどんどん重いものにし、自分の好奇心を閉ざしてしまう。あなたがなにかを知ることはその対象に対する愛なのだとわかれば、あなたの知る力は活性化していきます。

小アルカナは「ハザードの7」

あなたは世の中を知ることを、無味乾燥としたデータとして見ている可能性があります。そこにある活き活きとしたエネルギーを無視し、それらと触れ合うことをせず単なる「観察と検証」の対象に貶めている。自分と観察対象の間に壁を作り、エネルギーの交流を作ろうとしないのです。このことはあなたが世の中を「知る」ことの喜びを損ない、知るべき相手への愛も思いやりも持てず、結局は「知ろう」とする意欲そのものを見失わせてしまいます。あなたが知るべき相手は生きたエネルギーを持っており、一方的な観察をやめエネルギーの交流をすることで、あなたは本来の「知る」パワーを愛に変えていくことができるでしょう。

他のチャクラとの関係性

第三〜五チャクラは年の近い兄妹のように影響を与え合います。第四の「知る力」を、第三の持つ純粋な自由さ、第五の神秘的エネルギーの受信力が助けることで、第四チャクラが開く手助けができるでしょう。

第五チャクラ ヴィシュッダ「浄化」

意味:「浄化」「清浄なる輪」
宿る位置:喉の中央
関連する体の部位:首と喉全体、内分泌系、甲状腺

核となる特性:精神の浄化。自分を縛る思い込みから自由になる。精神的献身。自省。洞察力。
バランスが崩れたとき:思い込みで自分を縛る。自我への執着心。

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大アルカナは「女教皇

あなたは自分を縛る思い込みを切り捨てるための、神秘的な力を持っています。地上的、現実的な世界からは一歩距離を置き、スピリチュアルな世界からのパワーを受け取ることで自分の精神を浄化しているのです。この宇宙的なエネルギーを地上に引き下ろすため、自分の体を通路として差し出すことで、執着を捨て、洞察力と精神的な献身の力を発揮しています。

(小アルカナはないのでこのチャクラは開かれています)

他のチャクラとの関係性

第五は第三・四の姉貴分なので、第三と協力して第四の開花を手伝ってあげることができます。
また第二チャクラとは共通の力を持つため、第五の神秘的受信力を使って第二の無意識の世界を活性化させ、開花プロセスを手伝うことができます。
第六チャクラにエネルギーを送ることもでき、最も影響力の強いチャクラと言えるでしょう。

第六チャクラ アージュナー「非二元性」

意味:「命令中枢」「教令」「教勅」
宿る位置:第三の目
関連する体の部位:頭と五感、神経系、下垂体

核となる特性:二元性の統合。知恵と集中力。客観性。清澄な洞察力。
バランスが崩れたとき:緊張や対立を生む二元性に囚われる。思考と一体化して無意識に反応する。

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大アルカナは「死」逆位置

(本来のあなたの第六チャクラ)あなたは自分の活動を停止することによって第三の目を開き、二元性を超越した統合に向かうことができます。身体の活動を安め、精神の働きも休眠させることによって、沈黙のスペースを作り出し、そこに不変の真の自己を発見するのです。活動休止状態によって、呼吸と意識とエネルギーを穏やかに第三の目に送り、知恵と一点への集中力を覚醒させるのです。

(逆位置によって生まれているプロセス)あなたは何かをしなければならない、活動をやめてはならないという焦燥感により、第三の目を開くための呼吸や意識を乱し、エネルギーを浪費しています。そのために自分の思考を客観視できず、移り変わる思考に無意識に反応してしまう。「何もしない時間、何も考えない時間」を取り入れることで、自分の活動や考えに振り回されない真の知恵と集中力を手にできるでしょう。

(小アルカナはないのでこのチャクラは開かれていますが、逆位置なのでスムーズなエネルギーに至るプロセスがあるでしょう)

他のチャクラとの関係

第七と共に今まであったものを止めたり壊したりするグループです。このグループと、第五チャクラのなにかを始める力のバランスを取ることにより、第一チャクラの力を助けることができます。第一チャクラのバランスが整うことで、第六も安心して静止できるのです。
第三からは「なにもしないための勇気」をもらい、力づけてもらえるでしょう。

第七チャクラ サハスラーラ「統合の意識」

意味:「千の花弁」「千の輻」
宿る位置:頭頂
関連する体の部位:頭頂、全器官、松果体

核となる特性:純粋意識の無限性。自己の本質。万物統合。至福感。客観と思いやりを持って困難を解決。
バランスが崩れたとき:困難と自己を同一視する。

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大アルカナは「塔」逆位置

(本来のあなたの第七チャクラ)あなたは破壊や崩壊、これまで固い形を持っていたものにひびが入り粉々になることの中に、全てのものの統合を発見するでしょう。何かが壊れることと、あなたの本質は同じものなのです。全てはいつか壊れてしまう、はかないものである。その事実の中にあなたは真の自己を発見し、あらゆる条件を超越した意識を持つのです。

(逆位置によって生まれているプロセス)あなたは壊れるべき必然を持ったものが崩れゆくことに抵抗感を持ち、なんとかそれを維持しようと努力しているのかもしれません。しかしそれはあなたが真の自己と統合することを阻んでもいます。目の前の崩壊を自分の問題と同一化して振り回されてしまう。その崩壊はあなたの意識そのものの現象化です。だからこそあなたはそれを客観的に思いやりを持って受け入れられるのです。それが信じられれば、その崩壊の中にこそあなたの至福もあるのだと理解できるでしょう。

小アルカナは「カップの4」、「カップのペイジ」逆位置、「ハザードの8」逆位置

壊れることを恐れるあまり、壊れても困らない程度のものしか作ろうとしないのかもしれません。あるいは「もったいない」という意識により、チマチマと切り崩してしまったり、過剰に保護しようとしてしまう。
そして「壊れる」ことからの感情的ダメージを自分は引き受けられるのだろうか、という恐れもあります。自分の心の素直さを、単なる無防備さと取り違えているのかもしれません。
あなたは自分の心の状態をなるべく平常心に安定させたいと願っているため、破壊から受ける感情的なショックを避けようとしています。平常心を維持しようとしすぎて、自分の心の素直さをねじ伏せてしまう。ショックな出来事からショックを受けるのは当然なのです。あなたはこのショックと自分の意識を統合することによって、真の自己の本質と出会えるのです。

他のチャクラとの関係性

第五・六と第四のバランスを取ることで、第一チャクラを安定させることができます。
また第三の何ものにも縛られない自由さが、第七の破壊に勇気を与えてくれそうです。

参考文献