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ゾンビタロット占い師 TAZN

ゾンビタロットであなたの人生をサバイバル! 普段は荻窪で対面占い。メールやskype、ココナラでのご相談も承ります。

「魔術師」THE MAGICIAN ゾンビタロットアドヴェントカレンダー

ゾンビタロットアドヴェントカレンダー、二日目です!

普段の占いでは、どうしてもその質問のケースにあてはめて、カードの意味を狭めたり限定していく方向になりがちです。
もっとゾンビタロットは豊かなものなんだ、ということを書いていければと思います。

今日のカードは「魔術師」です。

THE MAGICIAN

★魔術師というより科学者、マッドサイエンティスト。元ネタとしてはこのあたりの方なんじゃないかと思われます。

DAY OF THE DEAD

DAY OF THE DEADのローガン博士。
ゾンビの仕組みを知るため次々と人体実験を!

★ゾンビ発生後にゾンビを研究している人物とも、この人こそがゾンビを作り出しちゃった元凶、とも考えられる。フランケンシュタイン博士とかハーバード・ウェストのように死体蘇生の研究か。

★カードには、分子、アメーバ、謎の気体や液体、そして宇宙。この世界の様々なスケールの構成要素が散りばめられる。これらの「材料」を使って世界がどうやって作られているのか、なにをどうすればどうなる仕組みなのか、真実を探って行こうというのがこの博士。

★「真実を追求するが、そのためには平気で嘘をつくこともできる」。基本的に倫理感は働かないのでは。ゾンビ発生により社会的なレベルで常識のタガが外れている。良心や倫理によって真実到達のための手段が限定される、ということが少ない。

★そのため目的達成の純粋な意志が洗い出されてくる。意志と目的と手段とを結ぶラインが何者にも曲げられることなく働く。例えば感情の問題、他者の存在、立場とか競争、時間や計画などの影響を受けない。それらによって目的を惑わされることがない。

★こういう人は宇宙のエネルギーの経路になる、またはそのようなものを作り出すことが目的なのではないか。一つ上の世界へ行くための化学式、プログラム、現象、因果、を突き止める。隠されたシステムを発見する。

★研究対象がなければこの人は働くことができないので、自分の外側に材料、法則を求めて行くことになる。素材やテーマが彼に力を与える。今いる場所についての検証を重ね、今あるものを組み合わせて新しい何かを作り出す。自然物とその他のもののエネルギーの働きを探り出し、操り、利用する。

★大鍋から出たカラフルな煙が、そのまま銀河の星雲になっている。

煙が星雲になる

試験管の中にはアメーバや細菌など、一つ下の世界の素材がある。調合された液体は鍋によって気化され、天に昇り、宇宙という一つ上の世界にむけて昇華する。上の世界へ行くときには、この世界で物質や個体だったものが、気体や煙のようなものになっている。霊体的な。俯瞰的な視点を得る。

★素材+火によって上昇する気体、風が生まれるのだから、ここでは「火」というものがこの人物の「意志の力」と言ってもいいかもしれない。世界に偏在する様々な素材を、意志という火によって昇華させる。

★でも絵の中に鍋を熱する火そのものは描かれていない。意志が直接的に表面化せず、内にグツグツと秘められているのかもしれない。

★下の世界から上の世界へエネルギーが移動していく過程で、いろいろな小さな発見や発明、成果物が残留する。それが現実世界での博士の研究成果としてあらわれているだけで、実際には下から上へのエネルギー上昇現象。

★自分の内部から風が吹いていて、白衣をはためかせる。白衣やマント的なものは、きびすを返すときバサっとひるがえらなければならない! 服の中に風が吹いている。その風が現在のボディを吹き飛ばして次の世界へ行けるようになる。元々内側から外に出ようとする力がある(素材を外部に求める力もそこ含まれる)。それを解放するために一つ上の世界を目指す。体はただの肉、物質的なものから解放され、精神のみのものへ、という欲求。研究に没頭し寝食を忘れたり、ゾンビや死体を切りきざんでも平気なのは体がただの物質だと思っているから。

★死体をバラバラにするためのノコギリ。「切る」系の道具はタロットではソードのスートのエネルギーにつながっている。分解し、切り開き、中身がどうなっているのか確かめる「知」の道具。

ノコギリ

にしては、ちょっと乱暴な切断道具だが・・・。パスワーキングの中では彼はこのノコでゾンビを切るわけではなく、クリスタルとか石を切っていた。肉は切らないけど骨は切るかも。それらも上昇する前の世界に残されて行く(らしい)。素材を分解する道具。

★伝統的なタロットの魔術師には「コミュニケーション」という象徴もあるが、この人の場合、「素材との対話」という意味でのコミュニケーションではないか。他者との会話も、ある種の実験と観察。人と握手するのすら情報収集である。

★外部や他者からのINPUTと自分の中での試行錯誤が上昇システムを作り上げる。INPUTだけではダメだし、内省、自分の中の考えだけでもダメ、両方が必要。コミュニケート+思考で一つのセット。

★今日はじめて気付いたけど、左上の分子モデルの後ろに、数式が書いてあった。ちょっと読みづらいけど数学得意な人ならなんの式かわかるのだろうか。

分子モデルと数式

★そして分子式もなにを現してるのか気になります。化学得意な人いたら教えてください!

分子式

★あと気になっているのはネクタイの柄。

ネクタイの柄

小さすぎてよくわからず、いつも「この柄なんなんだろう・・・」と考える。これらの式や模様は宇宙の隠されたシステムの存在をほのめかす。

★人を先に上に上げるということはない。他者を上昇させるよりは、自分がまず一つ上がらねばならない。先行者とならなければ、後から誰かがついてくることもできない。自分が上がるために他者を犠牲にすることもある。競争心や嫉妬心などではなく、単にそれが目的達成の手段だったにすぎない。人の後を歩いても意味がない。先行者じゃなければ他の道なき道を行くという態度。

・・・という訳で魔術師のカードについては以上です。
あまり一つの結論にまとめようという気がないので、読みにくかったらすみません!

明日は「女教皇」の予定です。