3カードスプレッド② 意味をレイヤー化することで未来を変える行動を読む
タロットの3カードに「肉体(欲求)・知性(やるべきこと)・霊性(導かれる方向)」という意味を割り当てることによって、取るべきアクションがはっきりするんです。
例えば一番右のカードが望ましくない結果を表すものだったとする。
「過去・現在・未来」しか意味が割り当てられてないと、自動的に望ましくない未来が訪れる、としか読めない。
「あなたは不幸になる」と言うしかなくなる。
でも「肉体・知性・霊性」の意味も当てはめていると、知性のカードをどうにかすれば、その望ましくない未来は避けられる、というように読むことができます。
「中央のカードが指し示す行動をすれば、右のカードの悪い未来は回避できます」と読むことができる。
タロットで出た未来を変更するための相談者の行動はなにか、を読むことができるんです。
それが実行できるかどうかの難易度は大小あれど・・・。
その難易度みたいなものも3枚のカードを総合してみると大体わかるので、どうしても可能性がわずかしかなさそうな場合は「それ限りなく難しいよ」と言うしかない場合もあります。
それでも可能性ゼロという訳ではないのです。
同時に、良い結果が出たとしても、やっぱり行動が伴わなければそれが失われるという場合もあります。
それを台無しにしてしまうアクションもあるんです。
「未来は100%変更不能だ」というのは、やっぱり違うのです。
自分のアクションが未来を変えていくんです。
そんな占いをするため、「過去・現在・未来」に「肉体・知性・霊性」をレイヤーとして重ねて読むことが有効なのです。